今日は、朝から本当は京都の神護寺が紅葉の見頃だと聞いて、行ってみようと思っていたのですが、朝なかなか出られず、しかものぶりんのお稽古事もあるので、早く帰宅できるかどうか謎なバスの本数だったので、断念・・・涙。
いつになったら、行けるのかな~?!
でも、せっかくの秋晴れ
おでかけした~い! ということで、何年かぶりで世界遺産にも登録されている「薬師寺」へ行って来ました。
紅葉の名所だとも聞かないし、期待してなかったのですが、これがどうして、なかなかのものw
↑朱色に色づくモミジと大講堂
いつになったら、行けるのかな~?!
でも、せっかくの秋晴れ
おでかけした~い! ということで、何年かぶりで世界遺産にも登録されている「薬師寺」へ行って来ました。
紅葉の名所だとも聞かないし、期待してなかったのですが、これがどうして、なかなかのものw
↑朱色に色づくモミジと大講堂
奈良西ノ京にある「薬師寺」は、今からおよそ1300年も昔の白鳳時代、天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈り、藤原京に創建されました(本薬師寺;もとやくしじ)。
その後、平城遷都に伴い、養老2年(718)に現在地に移転、南都七大寺のひとつとして壮麗を誇りました。
この移転ついては、伽藍、仏像を全部そのまま移したという説と、寺院の名籍だけを移し、伽藍や仏像は新しく造立したという説があり、現在も論争が続いています。
金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する構成は独特なもので、薬師寺式伽藍配置と呼ばれていますが、この華麗な伽藍も数次の火災にあって次々と焼失し、創建当時の姿を残すのは東塔のみとなっています。
しかし、昭和51年(1976)金堂が、昭和56年(1981)には西塔が復原造営され、現在も白鳳伽藍の復興を目指して再建が進められています。
↑法隆寺などと同じようにエンタシスの柱が美しい東回廊と、聖観音菩薩像【国宝】を安置する東院堂【国宝】
↑創建当時の面影を今に伝える東塔【国宝】
各層に裳階(もこし)をつけるため六重に見える三重塔。
この特異な形が律動的な美しさを生み、「凍れる音楽」というかわった愛称がつけられた。
↑金堂
↑西塔
↑大講堂
↑秋の風情ただよう東僧坊
↑特別展が開催中の聚寶館
↑白式部と紫式部の群生する食堂跡
こんなに素晴らしくたくさんの群生を見たのは初めて!!
↑礎石のまわりの木立も紅葉が始まる
↑與樂門
ここまでが、薬師寺南境内にあたる「白鳳伽藍」のご紹介でした。
続いて、北境内に移ります。
こちらのメインは、近年建設された「玄奘三蔵院伽藍」です。
壁画殿には、私が大ファンの平山郁夫氏が手がけたあの有名な「大唐西域壁画」の一大絵巻が広がります。
↑萩の名所だけあり、名残の萩が白壁に映える
↑真っ赤な葉が印象的だった慈恩殿
↑玄奘塔
↑日に輝く玄奘塔の宝珠と風鐸
↑「ナーランダの月」平山郁夫
特に印象的な壁画の最終にあたる絵。
インド・ナーランダ僧院へ向かって月のもと歩く人影が描かれている。
平山氏によれば、この人物は、玄奘三蔵その人でもあり、薬師寺前管主高田好胤氏でもあるという。
白鳳伽藍再建並びに、玄奘三蔵院伽藍新設に力を注いだ高田管主は、お写経勧進の方策を打ち出し、見事再建となったが、壁画の完成を見ずにご往生された。
平山氏は、まず壁画の完成を高田氏に見ていただきたくて、絵の中にその姿を描いたと語る。
↑お土産に購入したものたち
散華、吉祥天女像【国宝】の絵馬、特別展図録(入館料¥500で図録も下さいます♪)、玄奘院ご朱印?、壁画絵葉書
薬師寺は、この時期、すべての伽藍が拝観でき、また宝物館では特別展が開かれ、紅葉も美しい絶好の季節。
この機会に、是非訪れて欲しいものです。
◆薬師寺◆
奈良市西ノ京町457
0742-33-6001
8:30~17:00 (通常¥500、特別期¥800)
近鉄西ノ京駅下車スグ
◎大唐西域壁画殿公開
9月16日~11月25日 9:00~16:00
◎秘仏特別公開・特別展
10月8日~11月10日 8:30~17:00
その後、平城遷都に伴い、養老2年(718)に現在地に移転、南都七大寺のひとつとして壮麗を誇りました。
この移転ついては、伽藍、仏像を全部そのまま移したという説と、寺院の名籍だけを移し、伽藍や仏像は新しく造立したという説があり、現在も論争が続いています。
金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する構成は独特なもので、薬師寺式伽藍配置と呼ばれていますが、この華麗な伽藍も数次の火災にあって次々と焼失し、創建当時の姿を残すのは東塔のみとなっています。
しかし、昭和51年(1976)金堂が、昭和56年(1981)には西塔が復原造営され、現在も白鳳伽藍の復興を目指して再建が進められています。
↑法隆寺などと同じようにエンタシスの柱が美しい東回廊と、聖観音菩薩像【国宝】を安置する東院堂【国宝】
↑創建当時の面影を今に伝える東塔【国宝】
各層に裳階(もこし)をつけるため六重に見える三重塔。
この特異な形が律動的な美しさを生み、「凍れる音楽」というかわった愛称がつけられた。
↑金堂
↑西塔
↑大講堂
↑秋の風情ただよう東僧坊
↑特別展が開催中の聚寶館
↑白式部と紫式部の群生する食堂跡
こんなに素晴らしくたくさんの群生を見たのは初めて!!
↑礎石のまわりの木立も紅葉が始まる
↑與樂門
ここまでが、薬師寺南境内にあたる「白鳳伽藍」のご紹介でした。
続いて、北境内に移ります。
こちらのメインは、近年建設された「玄奘三蔵院伽藍」です。
壁画殿には、私が大ファンの平山郁夫氏が手がけたあの有名な「大唐西域壁画」の一大絵巻が広がります。
↑萩の名所だけあり、名残の萩が白壁に映える
↑真っ赤な葉が印象的だった慈恩殿
↑玄奘塔
↑日に輝く玄奘塔の宝珠と風鐸
↑「ナーランダの月」平山郁夫
特に印象的な壁画の最終にあたる絵。
インド・ナーランダ僧院へ向かって月のもと歩く人影が描かれている。
平山氏によれば、この人物は、玄奘三蔵その人でもあり、薬師寺前管主高田好胤氏でもあるという。
白鳳伽藍再建並びに、玄奘三蔵院伽藍新設に力を注いだ高田管主は、お写経勧進の方策を打ち出し、見事再建となったが、壁画の完成を見ずにご往生された。
平山氏は、まず壁画の完成を高田氏に見ていただきたくて、絵の中にその姿を描いたと語る。
↑お土産に購入したものたち
散華、吉祥天女像【国宝】の絵馬、特別展図録(入館料¥500で図録も下さいます♪)、玄奘院ご朱印?、壁画絵葉書
薬師寺は、この時期、すべての伽藍が拝観でき、また宝物館では特別展が開かれ、紅葉も美しい絶好の季節。
この機会に、是非訪れて欲しいものです。
◆薬師寺◆
奈良市西ノ京町457
0742-33-6001
8:30~17:00 (通常¥500、特別期¥800)
近鉄西ノ京駅下車スグ
◎大唐西域壁画殿公開
9月16日~11月25日 9:00~16:00
◎秘仏特別公開・特別展
10月8日~11月10日 8:30~17:00
コメントありがとう^^
こんにちは。
薬師寺は高校の修学旅行以来訪れてません。
紅葉も建物も素晴らしいですね。
修学旅行のときの思い出があります。北海道は柿木がありません。奈良で生まれて初めて柿が実っているのを見て感激しましたよ。
薬師寺は高校の修学旅行以来訪れてません。
紅葉も建物も素晴らしいですね。
修学旅行のときの思い出があります。北海道は柿木がありません。奈良で生まれて初めて柿が実っているのを見て感激しましたよ。
修学旅行か~。
北海道から奈良って結構距離のある留学旅行ですね。
え?! 柿って北海道にないんですか?!
知らなかった・・・。
奈良じゃ、普通にあちこちで柿を見ます。
お庭に生えてる家も多いですよ。
北海道から奈良って結構距離のある留学旅行ですね。
え?! 柿って北海道にないんですか?!
知らなかった・・・。
奈良じゃ、普通にあちこちで柿を見ます。
お庭に生えてる家も多いですよ。
写真、きれいですね(^_-)-☆
伽藍も紅葉も花も素敵です!
薬師寺は、時々行くんですが、見所がこんなにあったんだって、改めて思いました!
伽藍も紅葉も花も素敵です!
薬師寺は、時々行くんですが、見所がこんなにあったんだって、改めて思いました!
ありがとうございますw
本当に、伽藍もモミジもそのほかもきれいでした。
薬師寺の現管主さんの娘さんと同級生だったのですが、そのころは一度も行ったことがなかったんですよねぇ~爆。
今になって、いいところだな~と思います。
本当に、伽藍もモミジもそのほかもきれいでした。
薬師寺の現管主さんの娘さんと同級生だったのですが、そのころは一度も行ったことがなかったんですよねぇ~爆。
今になって、いいところだな~と思います。
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