
京都劇場で、久々のストレートプレイの観劇です。見たのは、劇団四季の「オンディーヌ」。
水の精オンディーヌと人間の騎士ハンスの悲恋です。出会った最初と同じ心で愛し続けるオンディーヌにたいして、つい浮気してしまうハンス。ハンスは、裏切ったら自分が死ぬことになるとは思いもよりません。オンディーヌはそんな彼でも、まだ愛し守ろうと必死です。ほんと、人間は心かわりする罪深い生き物なんですよね。
最後に、やはりオンディーヌを愛しているとハンスはさとりますが、時すでに遅し…、二人の永遠の別れが刻一刻と近付いてきます。
最後に死んだハンスをみて、オンディーヌがいいます。
「美しい人。私、この人が生きていたらきっと愛すると思うわ」
みなさんは、どうですか? 自分を裏切った人を、それでも愛せますか?
ところで、この劇、ストレートプレイにしては珍しく、最後はスタンディングオベーション! 会場が明るくなっても拍手はなりやまず、その後もカーテンコールが続けるました。ミュージカルじゃないので、歌もなく、おじぎや手をふるだけなのに、何回も幕があいてちょっとビックリでした。
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