大原で、「宝泉院」に続いて訪れたのが、本来はその本院であった「勝林院」。
歌人平井乙麿が「苔の上を まろぶがごとく流れゆく 呂律の里の 弥陀の聲明(しょうみょう)」と詠んだ声明の根本道場です。
「呂律がまわらない」の呂律とは、この声明や舞楽で用いる「呂旋(りょせん)」と「律旋(りつせん)」の音階を区別できない様が転じて今の意味になったといわれていますが、この声明にちなんで名づけられたのか、大原を流れる2本の川は、呂川と律川といいます。

↑入口にある来迎橋を渡った境内は極楽浄土なんだそうですよ・・・。
歌人平井乙麿が「苔の上を まろぶがごとく流れゆく 呂律の里の 弥陀の聲明(しょうみょう)」と詠んだ声明の根本道場です。
「呂律がまわらない」の呂律とは、この声明や舞楽で用いる「呂旋(りょせん)」と「律旋(りつせん)」の音階を区別できない様が転じて今の意味になったといわれていますが、この声明にちなんで名づけられたのか、大原を流れる2本の川は、呂川と律川といいます。

↑入口にある来迎橋を渡った境内は極楽浄土なんだそうですよ・・・。
「勝林院」は、声明の根本道場として1023年に寂源が開きました。
堂内には、解説のボタンがあり、声明も流れる。
普通に耳にするお経と違って、一糸乱れぬ高音の僧侶の読経は、とても荘厳な感じがして素晴らしい!!
また、ここは、浄土宗の開祖法然上人と、天台座主顕真権僧正ひきいる?天台学僧が、念仏によって極楽往生ができるか否かを論争した、大原問答が行われたところです。
本堂には、問答台があり、ちょっと当時がしのばれますね。
もぐらどんは、すっかり失念していたようですが、お寺の名前を見て、突然「あ、大原問答の寺や!」と感慨深げに見入っていました(笑)。

↑生垣の山茶花がめっちゃかわいい♪

↑本堂の欄間が美しい!
これは、なんでしょう、飛天なんでしょうか?!

↑柱だって、美しいw

↑こちらのご本尊、阿弥陀如来は、手元からは五色の綱がたらしてあって、参拝者が手にすることも出来る。
ちなみに、大原問答のとき、法然上人の答えに光明をはなったという逸話から、「証拠の阿弥陀」と呼ばれている。
で、そんなことよりも何よりも、こちらの阿弥陀さんは、美男で有名なんだそうな・・・笑。
確かに、スキッとしたお顔でちょっと現代風なイメージかも?
椅子がおいてあって、美男に見える場所なんだそうだけど、私はこの向きが好き!

↑来迎橋付近には、法然上人腰掛石なんていうのもありました。

↑擬宝珠には、こちらの由緒が彫られていて面白い。

↑本堂から境内を眺める。
左手にある梵鍾は重要文化財で、毎年大晦日の除夜の鐘のみ撞いておられるそうですよ。
ちなみに、ここの境内は、今回訪れた中で一番雪深かった~!!
◆勝林院◆
京都市左京区大原勝林院町187
075-744-2537
9:00~17:00 ¥300
京都バス「大原」から徒歩約13分。
堂内には、解説のボタンがあり、声明も流れる。
普通に耳にするお経と違って、一糸乱れぬ高音の僧侶の読経は、とても荘厳な感じがして素晴らしい!!
また、ここは、浄土宗の開祖法然上人と、天台座主顕真権僧正ひきいる?天台学僧が、念仏によって極楽往生ができるか否かを論争した、大原問答が行われたところです。
本堂には、問答台があり、ちょっと当時がしのばれますね。
もぐらどんは、すっかり失念していたようですが、お寺の名前を見て、突然「あ、大原問答の寺や!」と感慨深げに見入っていました(笑)。

↑生垣の山茶花がめっちゃかわいい♪

↑本堂の欄間が美しい!
これは、なんでしょう、飛天なんでしょうか?!

↑柱だって、美しいw

↑こちらのご本尊、阿弥陀如来は、手元からは五色の綱がたらしてあって、参拝者が手にすることも出来る。
ちなみに、大原問答のとき、法然上人の答えに光明をはなったという逸話から、「証拠の阿弥陀」と呼ばれている。
で、そんなことよりも何よりも、こちらの阿弥陀さんは、美男で有名なんだそうな・・・笑。
確かに、スキッとしたお顔でちょっと現代風なイメージかも?
椅子がおいてあって、美男に見える場所なんだそうだけど、私はこの向きが好き!

↑来迎橋付近には、法然上人腰掛石なんていうのもありました。

↑擬宝珠には、こちらの由緒が彫られていて面白い。

↑本堂から境内を眺める。
左手にある梵鍾は重要文化財で、毎年大晦日の除夜の鐘のみ撞いておられるそうですよ。
ちなみに、ここの境内は、今回訪れた中で一番雪深かった~!!
◆勝林院◆
京都市左京区大原勝林院町187
075-744-2537
9:00~17:00 ¥300
京都バス「大原」から徒歩約13分。
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- 桜咲く実光院〔2/7〕
- 声明の寺 勝林院〔2/7〕
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★実光院の【不断桜】
(京都市左京区大原)
実光院の庭園は歩くことが出来ます。
宝泉院の次に訪れました。
ここのお寺でも抹茶とお菓子が出ます。
雪と侘助。
雪の中に咲く桜。
秋から春にかけて咲く、
いつも咲くという意味の【不断桜】。
★勝林院...
2008/02/10(Sun) 00:38:53 | 花ごよみ
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